運命学(占い)
習得の道筋

加藤主税


↓加藤式(占い)実践占術




以下のことを本易学研究会では習っています。

1. 占いについての考え方 基本的には迷信、「占う」と「予測する」「予報する」、科学的知識、考え方の必要性、前兆と結果、占星術の場合、古典的性格学の場合、未来は過去の継続
2. 占い分類1 対面占い、非対面占い
3. 占い分類2 (1)宿命的占い(西洋占星術(ホロスコープ)、四柱推命、血液型占い、姓名 判断、星座占い、干支占い、九星占い、気学(方位)、指紋占い、数霊術、相性占い、など


(2)偶然的占い(易占、タロット、水晶占い、ルーンストーン占い、イーチン タロット、カード占い、夢占い、墨占い、コックリさん占い、花占い、コーヒー占い、目玉燒占い、ソロバン占い、サイコロ占い、ダウンジング、ペンダント占い、マッチ棒占い、コマ占い、キップ占い、車占い、など)


(3)その中間の占い(手相、人相、家相、印相、墓相、地相、骨相、へそ占い 、足相、筆跡占い、爪占い、箸占い、色彩占い、ほくろ占い、回転寿司占い、鍋占い、動物占い、芸能人占い、など)


4. 占い分類3 自己占い、他者占い
5. 運、運勢、運命、宿命 個人的、人間的
6. 開運法 (1)得運1,2
(2)継運1,2
(3)メリハリ人生
(4)運命サーフィン
(5)運命認識
7. 占いの弊害 理性的な思考力の障害、宗教との比較、賢い占い交際術
8. 外国の占い事情 先進国では違法行為、途上国では絶対的、占いは文化のバロメーター
9. 占い師、カウンセラー、人生相談員 全人格的教養
10. 自分Aと自分B 自己規制、自己認識
11. 占い研究の目的 自己他者啓発
12. 手相、タロット、易占いの占い対象 (1)手相:適職、結婚年令、相性、今のカレと結婚できるか、とか将来の運勢など特別に悩み亊のない場合


(2)タロット:具体的な恋愛問題で悩んでいる場合、しかしこの2、3ヶ月以内のことしかわからない


(3)易占い:転職、結婚、離婚、恋愛など具体的な悩み亊、あるいはこの2、3ヶ月以内の全般的の運勢


13. 占い師のなり方 (1)占い教室を開く


(2)市役所社会教育課の市民講師登録をする(加藤式実践占学会正会員)


(3)集会所、公民館、敬老会などで、占い講座を開く


(4)占い個人指導をする(占いを個別に教える)


(5)個人的に占いをする


(6)お祭り、イベントなどで占いコーナーを開く


(7)PTA、子供会などの夫人部勉強会で、占いセミナを開く





加藤式(占い)
実践占術

1.加藤式実践占術の概要、精神 1)他者占いと自己占い
漫然と占いの勉強をするのでなく、加藤式では、明確に他者占いと自己占いを区別して、勉強を進める。
そして他者占いの習得を目標とし、そのため占い結果だけに依存することなく、客に対して適切なアドバイスをするため、言語表現、深い教養などを学ぶ。
2)科学的占い
占いを盲信することなく、いつも占いに対して懐疑心を持ち、理性的整合性のある科学的占いの構築を目指す。そのような観点からすると、西洋占星術、四柱推命、姓名判断などは理論的根拠が低い。人相、家相、地相(風水)などは時代変化に未対応で、タロットはその由来、精神の低価値性からあまり勧められない。他者占いの習得は、よりよい人生を送るための指針として、十分活用できる自己占いの習得に繋がる。
3)占い実践
机上の勉強だけでなく、占い実践を通して、現実の客の悩みを聞き、実績、経験を積み重ねる。特に他者占いを目指すからには、種々なイベントで占いコーナーを設け、積極的に参加する。
4)占い以外の情報
ファッション、メイク、持ち物、ヘアスタイル、話し方、仕草などから客に対する最大限の情報を得るべきである。そのためには年配者に関しては問題ないが、特に変化の激しい、若者生態、恋愛事情、行動様式、現代流行、ハイテク事情、考え方などに対する知識が必要である。
2.加藤式手相占術 1)科学的手相術
従来の手相術には多くの迷信が含まれる。手相術を盲信することなく、常に懐疑心を持って、理性的に整合性のある手相術を目指す。
(例1)子供線:夫婦で子供線の数が一致することはまれである。
(例2)死別、離婚の相:妻にこの相があれば、夫の生命線が長くても、あるいは、夫には離婚の相がなくても、夫は早死あるいは離婚するのか。そもそもどんな夫婦でも死別である。
(例3)強い運命線:後家相、出世相は間違い
2)他者占い
凶相がある場合、そのまま客に話してはならない。どのように伝えるべきか、さらにその解決策をアドバイスする法を学ばなければならない。
(例1)短い生命線:健康管理に努力する。手相は宿命でなく、その傾向を示しているだけである。
(例2)専業主婦タイプで晩婚の相:手相判断は宿命でないので、なるべく早い時期にそのことを知り、認識自覚し、晩婚にならないように努力する。努力の仕方については、アドバイスできるように十分に学ぶ必要がある。社会情勢、若者生態の知識も必要である。
3)宿命と運命
宿命を切り開くのが運命である。変えられないこと(限界、宿命)と変えられること(運命)をはっきり認識することが重要。ただその中間領域の存在も否定できない。あまり宿命範囲を広げるべきではない。
(例1)身長は宿命に属するが、体重はそうではない。容姿容貌、知能は中間領域である。
4)加藤式手相三分割法
 手相(手型(手の形、大小、柔硬など)と掌紋)からその意味を探る場合、柔硬、大小、太細、長短、強弱、離合、横縦、上下、高低、親小、良異、乾湿、直曲、多少からその意味を判断するが、それらの間に中を置く。実際の人の手は例えば「柔硬」の場合「柔」から「中」を経て「硬」になるわけであるが、「柔」と「中」、「中」と「硬」の間の手も無限に存在するし、さらに「柔」にも「硬」にも幅がある。ただ言語化することが不可能なので、とりあえず、三分割して客に伝えるのである。
 さらにそれら三分割の判断を、現実にも三分割になるように、体得しなければならない。「柔」「中」「硬」の人がほぼ同じ数になるように、感覚的に判断するのである。「中」が半分以上になってはいけないのである。正しく言語化するため、手相と言語表現にギャップが生ずることがある。
(例1)生命線と知能線の起点は少し離れていても、「離」にする。そうしないと、「中」「合」が多すぎるからである。
(例2)感情線、知能線の「長」「短」は実際の長さでなく、方向「上」「下」、「横」「縦」の意味と相関があるからである。
5)加藤式流年法
若い時は線上の1年が長く、年取るほど1年が短くなるように、しかも知能線、運命線、感情線との交点の年齢及び、平均寿命が決まっているので、それに応じて、つじつまの合うように決めるべきである。
6)時代に応じた手相術
それぞれの時代に合わせて手相解釈を変える。寿命、流年ポイント結婚年齢も同様である。さらに離婚率、恋愛状況、女性就業率も当時のデータに合わせる。適職を見る場合も同様である。
7)手相の意味が衝突する場合
下降した知能線(ロマンチスト)で四角型(現実的)の人はその傾向が極端な方を優先する。また、長い結婚線(情熱的)で短い感情線(淡白)のひとも同様である。ただし、その極端性が同等な場合には、「情熱度レベル中」と判断する場合もある。
3.加藤式略筮三変法 1)科学的易学
単に卦の意味だけでなく、客の聞きたいことを的確にアドバイスする。
2)他者占い
客の悩みをよく聞くことが重要である。易をたてる前に、理性、常識でまず判断し、それに出た卦の意味を加味する。時には客の判断が間違っていることもあるので、易の意味とを比較しながら、正しい方向に導くことが肝要である。
3)筮竹を使用
本格的な筮竹を使用し、筮竹の3種のテクニックと科学的な時代にあった周易を習得する。(さばき:大きな心地よい音をたてて、重厚なしぐさで。/わり:大きな音を立てて、大胆に。/かぞえ:大きな音をたてて、すばやく。)
4)易占結果の三解釈法
1 64卦の意味(64卦の基本的な意味から、状況に応じて幅広く推理、解釈する。)
2 八卦の組合せ(八卦の基本的な意味と付随的な意味、そしてその位置の意味から幅広く、状況に応じて解釈する。)
3 陰陽の組合せ(陰陽の基本的な意味と付随的な意味、そしてその位置、数から幅広く、状況に応じて解釈する。)
4. 加藤式実践占術のキーセンテンス キーセンテンス1「占いに懐疑的になろう」
キーセンテンス2「占いを盲信するべからず」
キーセンテンス3「占いには多くの迷信があることを忘れないこと」
キーセンテンス4「占いは人生の大まかな傾向(シナリオ)くらいに考えよう」
キーセンテンス5「理性で解決できれば、占いしないこと」
キーセンテンス6「理性より占いを優先しないこと」
キーセンテンス7「悪い占い結果からその解決策を考えよう」
キーセンテンス8「占い結果は人生の傾向であり、宿命ではない」
キーセンテンス9「変えられないこと(宿命)と変えられること(運命)を認識しよう」
キーセンテンス10「宿命と運命の中間領域の存在を認識しよう」
キーセンテンス11「自己の宿命をはっきり認識したうえで、運命を切り開いていこう」
キーセンテンス12「人生とは自分探しの旅であることを自覚しよう」
キーセンテンス13「自己占いより他者占いを目指すこと」
キーセンテンス14「解決策をいつも考えるために、深い教養をつけよう」
キーセンテンス15「占い結果を相手に伝える技術を身につけよう」
キーセンテンス16「正確に伝えるため、加藤式三分割法を身につけよう」
キーセンテンス17「占い結果を相手に伝えるだけでなく、適切な解決策を伝えること」
キーセンテンス18「占い依存症の人がいたら、積極的に助力を」
キーセンテンス19「良識ある占いは悪意を含む占いを駆逐する」
キーセンテンス20「不運時は自己の鍛錬と思うこと」
キーセンテンス21「幸運時は自己の鍛錬と思うこと」
キーセンテンス22「幸運不運は長くは続かない」
キーセンテンス23「運勢(幸運不運)に合わせた生き方をすること」